イルフロッタントとはフランス語で「浮島」を意味します。英語で「floating island」と呼ばれるイルフロッタントはフランスで超有名なデザート。別名、「Œufs à la neige(ウフ・ア・ラ・ネージュ)」とも呼びます。
プカプカ浮かんだイルフロッタント!日本ではなかなか食べれないのはなぜ?!
お皿の上にシャバシャバのクレーム・アングレーズを敷き、その上に、スフレ状のメレンゲを乗せます。しっかりガッツリ食べた後の軽いデザートとしておススメです。なぜか、日本でお目にかかれないこのデザートは、本場おフランスでは定番のデザートです。なぜなのでしょうか?本当に日本では食べられないのか!?答えは・・・分かりません。。。ですが、おうちでも作れますよ。それも電子レンジで簡単に作れます。
難易度・調理時間
難易度:★
調理時間:30~45分
材料(4人分)
クレーム・アングレーズ
牛乳:300ml
バニラビーンズ:1/2本
卵黄:4個
砂糖:60g
メレンゲ
卵白:100g
砂糖:150g
お好みで
カラメルソース
(ここでは使いません)
作り方・レシピ
(1) クレームアングレーズを作る
まずは、↓を参考にクレーム・アングレーズを作ります。出来上がった後は冷蔵庫で冷やしておきましょう。
(2) ふわふわのメレンゲを作る
↓を参考にして、ふわふわのメレンゲを作ります。
(3) 電子レンジを使ってメレンゲをスフレ状に整形する
当然ですが、加熱時間でメレンゲの固さが代わります。2分加熱するとしっかり目の固さに仕上がりましたが、スフレのフワフワ感が好きな方は1分ちょっとでOKです。
(4) 仕上げ
できあがり
カラメルソース以外にも、今回使ったようにメープルシロップやチョコレートソースも良く合います。イチゴなどのフルーツをトッピングしてアレンジしましょう。
「クレーム・アングレーズ」を作るのが面倒な方へ
カスタークリームのパウダーやミックスが売ってます。これに、分量より多めの牛乳を加えてサラサラ感を出せば「クレーム・アングレーズ」が出来ます。これさえ常備しておけば、「卵白と砂糖」だけで作れるので、材料集めも簡単ですね。
電子レンジを使わずに鍋でメレンゲをスフレ状にする方法
失敗なく確実に作る方法としておススメなのが電子レンジを使った方法ですが、他にも色々な作り方があります。
ここからは、お湯をはった鍋で作る方法を紹介します。
まずは、大きめの鍋に水を入れ、沸騰させます。沸騰後は一度火を止めます。
お玉でメレンゲをすくって、鍋に静かに落とします。コツはお玉ごと静かに少しずつ沈めると、ある所でポンッとメレンゲが外れます。
これを繰り返して3~4個浮かせます。
弱火にして、静かに沸騰させます。正確には沸騰しているのかしていないのか程度を保ちます。ボコボコ沸騰させるとメレンゲがボロボロに崩れるので注意しましょう。
このまま10分メレンゲを茹でて固めます。
次に、お玉などを使ってメレンゲをひっくり返します。お好み焼きの要領と同じですね。
先ほど同様に、10分間メレンゲを茹でて裏面を固めます。
その後は、メレンゲを取り出して乾かして出来上がり。
正直面倒です。洗い物は増えるわ、手間はかかるわ、おまけに上手く出来なかった時相当へこみます。
なので、レンジでチンを圧倒的におススメします。