外はカリっ!中はとろ~り!のフォンダンショコラはいかが!?
寒くなると食べたくなるフォンダンショコラ!意外と簡単に作れるって知っていました?チョコレートが分離したときの最終手段で作ることもありますが、ここでは簡単に作れる上に中はトロトロのチョコレートになるレシピを紹介します。
フォンダンショコラは危険なのか?
レシピの前に、危険性を知っておきたく紹介します。たまに「生焼けのフォンダンショコラを食べたらお腹こわした」って聞くことがあります。ウェブで検索すると関連するページが色々と出てきます。
これは小麦粉と卵が関連します。誤解しないでほしいのは、決して小麦粉と卵がダメという訳ではありません。フォンダンショコラが半熟・生焼けということは、中の小麦粉の生地と卵に火が完全に入っていないため、このままだとお腹をこわす危険性があるということです。
では、どうするかと言いますと・・・
・小麦粉:そもそも使わない
・卵:新鮮なモノを使う
・出来上がりは当日中に食べる(日をまたがない)
となります。
難易度・調理時間
難易度:★
調理時間:45分
材料(2人分)
- チョコレート(できれば製菓用):100g
- バター:100g(常温に戻しておきましょう)
- 全卵:2個(常温に戻しておきましょう)
- 砂糖:60g
作り方・レシピ
(1) チョコレートを溶かす
チョコレートを溶かします。写真は分かりづらいのですが、チョコをボールに入れ、ボールの下にお湯をはった鍋があります。お湯が熱がボールに伝わり、チョコレートをじわじわと溶かします。
チョコレートが完全に溶けたら湯煎から外しておきましょう。
(2) チョコレートを溶かしている間に
チョコレートを湯煎で溶かしている間に、別のボールに全卵と砂糖を入れてしっかりと混ぜます。実は砂糖の入れ忘れに気づいて、慌てて砂糖を加えました。全体的に白っぽくなるまでしっかり混ぜます。
(3) 卵を少しずつ加える
「湯せんで溶かしたチョコレート」が人肌ぐらいの温度まで冷めたら、チョコレートに別のボールで作っておいた「卵」を少しずつ垂らしては混ぜ、垂らしては混ぜを繰り返します。
チョコレートと卵に温度差がある状態で二つを混ぜると、分離しやすくなります。注意しましょう。
・混ぜる前、チョコレートと卵の温度をなるべく合わせておく
・卵を少しずつ加える
・チョコレートを湯煎した時、水分を付けない
(4) バターを加える
続いて、バターを加えます。しっかりと混ぜればOKです。これで、チョコレートソースの生地が出来ました。
(5) 型に流し込み
オーブンを180℃に予熱します。その間に、焼く型にバター(分量外)を塗っておきます。結構しっかり目に塗ります。型の4/5ぐらいまでチョコレートソースの生地を流し込みます。
(6) オーブンで焼く
オーブンの予熱が完了したら、16分焼いてできあがり。下の写真はオーブンに入れてから5分後の様子です。チョコレートソースがドロドロになっています。
できあがり
当たり前ですが、焼く時間が短ければ中はチョコレートソースのままです。今回は16分に調整したところ、外はカリっと、中はトロトロにできました。器のまま食べるも良し!お皿に移し替えて食べるも良し!生クリームや粉砂糖を付けるとなお良いですね。
冒頭でも書きましたが、小麦粉を使っていないとは言え、決して日をまたがず、作った日に頂きましょう。それが安全安心の秘訣です。ペロっといけちゃいます!
アレンジ
超個人的な好みですが、焼く前のチョコレートソースに「唐辛子の粉」を入れることで、味にアクセントをつけてます。好きか嫌いかはあなた次第です!
シリコン型で焼いてみた
シリコン型にガバっと入れて焼いてみました。というのは、チョコを溶かして卵を入れた時、見事に分離しました。四苦八苦しながら戻してみましたが・・・結果ダメだったので、泣く泣くシリコン型にガバっと入れて焼きました。
焼いちゃえば結果オーライ!美味しく頂けますよ!
むしろこっちの方が美味しい・・・