カスタードクリームとアーモンドクリームの良いとこ取り!クレームフランジパーヌの作り方と活用方法おすすめ10選

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クレームフランジパーヌ-creme-frangipane
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クレーム・フランジパーヌ(または単にフランジパーヌ)とは、洋菓子に使われるクリームの一種です。焼き菓子やパイとの相性が良く、カスタードクリームを使うスイーツなら大体はフランジパーヌに替えれます。カスタードのクリーミーさと、アーモンドの風味の良いとこ取りなのが特徴です。作り方やおすすめの活用方法を紹介します。

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カスタードクリームとアーモンドクリームを混ぜるだけ!ラム酒を忘れずに!

日本ではあまり馴染みのないフランジパーヌですが、作り方はとても簡単です。カスタークリームとアーモンドクリームを混ぜてラム酒を加えるだけです。まずは作り方を紹介します。

材料

  • カスタードクリーム:30~50g
  • アーモンドクリーム:100g
  • ラム酒:大さじ1

フランジパーヌの作り方・レシピ

カスタードクリームとアーモンドクリームを事前に準備しておけば、作り方はとっても簡単です。

(1) カスタードクリームとアーモンドクリームを混ぜる【ゴムベラを使う】

ボールまたは適当な器にカスタードクリームとアーモンドクリームを入れて、混ぜます。

空気を含めずにムラなく混ぜるのがポイントです。混ぜ過ぎると空気を含んで焼き上がりが膨らみます。

(2) ラム酒を混ぜる

ラム酒を加えて混ぜれば完成です。

アルコールはちょっと・・・という方には、ラム酒を鍋に入れて火をかけアルコールを飛ばします。常温に冷めたらこれを混ぜましょう。ラムの風味が重要なので必ず加えましょう。

 

 

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分量について(カスタードクリームとアーモンドクリームの比率)

味的には、「カスタークリームの量=アーモンドクリームの量 x 30~50%」をおすすめします。つまり、アーモンドクリームを100g使う場合は、カスタードクリームは30~50gとします。もちろんお好みでカスタードクリームとアーモンドクリームを1:1としても構いません。

カスタードクリームの比率が高いと(量を多くすると)、味が軽くクリーミーさが増します。一方でアーモンドクリームの比率が高いとズシっと重たい味になります。私はいつも、小さな子供向けにはカスタードクリーム多め、ラム酒なしで作り、大人向けにはカスタードクリーム少なめ、ラム酒たっぷりと作り分けてます。

個人的にはカスタードクリーム少なめの方がアーモンドの味を楽しめるので好きです。

以上が味的な違いで、フランジパーヌとしての比率の定義は・・・実は決まりがなく、曖昧のようです。by フランス人。1:1もあれば50%もあるようです。あまりこだわらず好みで決めちゃって良さそうですね。

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フランジパーヌの活用方法おすすめ10選

ここからは使い方の紹介です。主に焼き菓子・パイとの相性が良いです。

(1) ガレット・デ・ロワ

あまり聞きなれないデザートかもしれませんが、フランジパーヌをパイ生地で挟んで包み、パイ生地の表面に葉っぱなどの模様を描いた焼き菓子です。フランスでは年明けの風物詩として超有名で、正月明けに(なぜか)パン屋で大量に積まれたガレット・デ・ロワを見かけます。

ガレット・デ・ロワを作ってみました。レシピはこちら↓↓

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(2) アップルパイ

アップルパイにフランジパーヌを使うと、いつもとはちょっと違った大人の味が楽しめますね。

(3) シュークリーム

カスタード多めに配合したフランジパーヌを使うと、口当たりまろやかに保てます。

(4) ミルフィーユ

さくさくパイ生地にフランジパーヌがとっても合います。裏技的には、カスタードクリームとアーモンドクリームを相互に塗り重ねるのもおすすめです。

(5) ミルクレープ

ミルフィーユ同様ですが、こちらはしっとりしたクレープに仕上がります。カスタードクリーム多めにすると優しい味になります。

(6) クリームパン

コロネやパンに包むのも良いですね。

(7) ロールケーキ

しっとり系のロールケーキにはカスタード多めのフランジパーヌが良く合います。

(8) エッグタルト

できればポルトガル風のエッグタルトに!アーモンドクリーム多めのフランジパーヌをおすすめします。

(9) タルト系全般

タルト系なら何でも合います。王道ですね。いちごなどのフルーツと合わせましょう。

(10) たい焼き

カスタードクリーム多めのフランジパーヌを使えば、クリーミーさが活きます。しっぽの方はアーモンドクリーム多めなどアレンジするのも良いですね。

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簡単にフランジパーヌを作るには

カスタードクリームとアーモンドクリームさえあれば(あとラム酒も)簡単に作れちゃうフランジパーヌですが、2つのクリームをイチから作るのは面倒ですよね。でも、フランジパーヌってなかなか売ってないんです。そんなときは、カスタードクリームとアーモンドクリームをそれぞれ買ってきて混ぜればOKです。ラクして作りましょう!

 

 

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