以前、糖質制限レアチーズケーキの作り方を紹介しました。今回は、ベイクドチーズの作り方です。もちろん小麦粉は使いませんよ。
パルミジャーノチーズを使ってコクを加える
ラカントSの使用量を減らす代わりに、パルミジャーノチーズを加えてコクとチーズの深みを増します。味わい豊かなチーズケーキに仕上がるのでオススメですよ。パルミジャーノチーズが無くても作れますが、ちょっと削って入れるだけで仕上がりが全然異なります。
材料(5人分)
- クリームチーズ:200g (※常温に戻しておく)
- ラカントS:30g
- 卵:Mサイズ2個(※常温に戻しておき、卵黄と卵白に分けておきます)
- 生クリーム:200ml
- パルミジャーノ:20gほど(※お好みの量でOK、無くても構いません)
- おからパウダー:10g(※必ず分量は守ってください)
- レモン汁:大さじ1(※お好みで)
作り方
(1) クリームチーズとラカントSを混ぜる
常温に戻したクリームチーズをボールに入れ、しっかり混ぜておきます。
ラカントSを加えてしっかり混ぜます。
(2) 卵黄、卵白の順に混ぜる
常温に戻した卵を卵黄と卵白に分けておき、まず卵黄だけを加えてしっかり混ぜます。
次に、卵白を加えてしっかり混ぜます。
わざわざ卵黄と卵白に分けなくても(全卵をどさっと加えても)美味しくできますよ。ただ、分けてそれぞれを順に加えることで、生地がよりしっとりとなります。このひと手間が大事かも。
(3) 生クリーム、パルミジャーノ、おからパウダーを加えて生地を仕上げる
次に、パルミジャーノチーズ削って入れて混ぜます。パスタと同じですね。パルミジャーノチーズが無ければここはスキップしてOKです。
おからパウダーを加えて混ぜます。
仕上げに、お好みでレモンを絞って加えれば生地の出来上がり。たこ焼きと同じでほぼ液体です。
(4) オーブンで焼く:170℃ x 45分
オーブンを170℃に予熱します。
その間に、仕上がった生地を型に流し込み、軽くトントンして空気を抜きます。
オーブンに入れて170℃で45分焼けば出来上がりです。
焼き終えた直後はふっくらしてますが、触らずに放置して粗熱をとりましょう!常温に冷めたら型から外します。
できあがり
すぐ食べても美味しいですが、できれば丸一日は冷蔵庫で寝かせることをオススメします。カレーの原理と同じで、寝かせることで生地がしっとりとなります。試しに毎日少しずつ食べてみて、味の違いを舌で確認してみましょう。
個人的には、3日目ぐらいが一番美味しいと思います!
気になる糖質計算
- クリームチーズ:200g使用 → 糖質8.4g(※100gあたり4.2g)
- ラカントS:30g使用 → 糖質ゼロ
- 卵:Mサイズ2個使用 → 糖質0.4g(※Mサイズ1個あたり0.2g)
- 生クリーム:200ml使用 → 糖質4.2g(※1パック200mlあたり4.2g)
- パルミジャーノチーズ:20g使用 → 糖質0.4g(※100gあたり約2g)
- おからパウダー:10g使用 → 糖質0.11g(※100gあたり1.1g)
- レモン汁:大さじ1使用 → 糖質1.3g(※ネットで調査、100gあたり8.6g)
全糖質14.81g(100gあたりの糖質3g)
できあがったベイクドチーズケーキの重さはぴったり500gでした。計算上の糖質は14.81gとなります。間食としては糖質10g以下を目指したいので、半分食べても良いことになります。
ちなみに、100gあたりの糖質は2.962g(四捨五入して3g)となります。
失敗例
おからパウダーの分量10gは必ず守りましょう。少ない分には良いのですが、間違っても入れ過ぎないで!おからパウダーは水分を吸ってモソモソ膨らむので、入れ過ぎると大変なことになります。
何を間違えたのか、おからパウダーを50g入れたことがありました。その結果が↓
↑は、オーブンで焼く前の状態(型に入れた状態)。おからパウダーが水分を全部吸って液体感ゼロです。もはや固形物!
そのまま焼くと↓
ボッソボソの大失敗でした。
こうならないためにも、おからパウダー10gは守りましょうね。
ココアパウダーを使ったベイクドチーズケーキも作ってみました↓
倍の量で作ってみた & オーブンの温度を180℃で焼いてみた
ちょこちょこ作るのが面倒だったので、ドカっとまとめて作ってみました。
分量は全て倍にするだけ。
オーブンで焼く際、あえて温度を上げてみました。180℃ x 90分
バスクチーズケーキのように表面の焦げがカリカリにに仕上がりました。うまっ!
ちなみに焦げが嫌な方は、オーブンに入れている間どうしても焦げ焦げになりそうだったら、アルミホイルをふわっと被せば焦げないですよ。
これでガツガツ食べられます。