基本の手作りクッキーの作り方と簡単アレンジレシピ(紅芋・抹茶・コーヒー味)を分かりやすく紹介

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cookie-基本のクッキー
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クッキーは切って焼くだけです!こねる必要なし!

これだけ覚えておけば誰でも簡単に作れます。それでいて色んな味にアレンジできるのでオリジナルクッキーが作れます。誰かにプレゼントするも良し。子供のお菓子に手作りするも良し。

基本となる作り方のポイントはもちろんのこと、アレンジ方法も分かりやすく紹介するので参考として下さい。

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今回作る生地4種(基本のプレーン・紅芋味・抹茶味・コーヒー味)

今回作るクッキー生地は味を変えて4種類作ります。基本の味(プレーン)と、アレンジとして紅芋味・抹茶味・コーヒー味を作ります。

出来上がりは↓となります。基本の味(プレーン)とコーヒー味の色がほぼ同じですが、そこはお許しを。香りや味は全く異なりますよ。

 

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基本のクッキーレシピ

まずは基本の作り方から紹介します。王道とも言えるバタークッキーの作り方です。

材料(15枚ぐらい)

  • バター:50g(常温に戻しておきます)
  • 砂糖:50g
  • 全卵:Mサイズ1個(常温に戻しておくのが無難です)
  • 小麦粉(薄力粉の方がサクサク感UP、中力粉でもカリっと仕上がります):200g

作り方・レシピ

(1) 生地づくり

ボールを用意し、常温に戻したバターを入れて(手動の)泡だて器で混ぜます。

バターが冷蔵庫から取り出したばかりの状態では混ぜることは難しいはず。そんなときはレンジで10秒ずつチンして指で押してみてください。指がすーっとバターに入ればちょうど良い固さの証拠ですので、ボールに移して混ぜましょう。決してチンしすぎないこと!溶かしバターにしてはいけませんよ!

続けて砂糖を加えてしっかり混ぜます。

 

次は、全卵を加えてしっかり混ぜます。ボールに直接パカっと卵を割って入れました。

小麦粉をドサッとボールに加えます(すみません写真撮り忘れました)。小麦粉は奮って加えても良いのですが、面倒なので袋からそのままドバっと加えました。

小麦粉を加えた後はカード(無ければヘラ)で切るように混ぜて粉気が無くなれば、それ以上混ぜるのを止めます。

こねるのは禁止です。こねるとグルテンが形成され、粘り気のある仕上がりとなります。極端に言うとパンですね。切るように混ぜることでグルテンの形成を極力抑えてサクサク感のあるクッキーとなります。粉気が無くなればそれ以上混ぜる必要がないので、時間にして30秒~1分ぐらい混ぜれば十分です。

(2) 生地を平らに整えて冷蔵庫で生地を休ませる

生地を手で一つにまとめます。ここで初めて生地に触れますが、決してこねずにボールの中で生地をまとめるだけです。

生地をボールから取り出して、伸ばし棒で数cmの厚さに伸ばし、生地全体をラップで包みます。

ラップで包んだ後はそのまま冷蔵庫で15分以上休ませます。

(3) 生地を型でくり抜きオーブンで180℃ x 15分焼く

オーブンを180℃で予熱します。

その間に、生地を冷蔵庫から取り出し、ラップを外してお好きな型でポンポンくり抜きましょう。くり抜く場所が無くなった生地は一度手で丸めて、再度伸ばし棒で薄く伸ばし、また型で抜きます。これを繰り返すだけです。

写真撮り忘れました・・・。

クッキングシートを敷いたオーブンの天板に、くり抜いた生地を並べてオーブンで焼きます、180℃ x 15分

以上、できあがりです。

 

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アレンジレシピ:紅芋味のクッキー

基本のクッキーレシピをちょっと変えれば簡単にアレンジできますよ。まずは紅芋パウダーを使ってみます。

材料(15枚ぐらい)

  • バター:50g(常温に戻しておきます)
  • 砂糖:50g
  • 全卵:Mサイズ1個(常温に戻しておくのが無難です)
  • 小麦粉(薄力粉の方がサクサク感UP、中力粉でもカリっと仕上がります):180g
  • 紅芋パウダー:20g
粉モノとして、先ほどの基本のクッキーでは小麦粉200gでしたが、今回は小麦粉180g+紅芋パウダー20g=合計200g、とします。つまり、粉モノの分量(重さ)は合計200gで同じとしつつ、10%に相当する20gを紅芋パウダーに替えるだけですね。

作り方・レシピ

作り方は先ほどの基本のクッキーと同じです。念のため紹介しますね。

(1) 生地づくり

ボールを用意し、常温に戻したバターを入れて(手動の)泡だて器で混ぜます。

繰り返しますが、バターは決してチンしすぎないこと!溶かしバターにしてはいけませんよ!

続けて砂糖を加えてしっかり混ぜて、全卵を加えてまたしっかり混ぜます。↓はさっきと同じ写真です、すみません。

小麦粉をドサッとボールに加えます(今回は写真をしっかりと撮りました)。私は面倒なので袋から直接投入します。紅芋パウダーもバサっと加えます。要は粉モノを全て加えます。

粉モノを加えた後はカード(無ければヘラ)で切るように混ぜて粉気が無くなれば、それ以上混ぜるのを止めます。

ここも繰り返しますが、こねるのは禁止です。

(2) 生地を平らに整えて冷蔵庫で生地を休ませる

ボールの中で生地をまとめてから取り出し、伸ばし棒で数cmの厚さに伸ばしてから生地全体をラップで包みます。

ラップで包んだ後はそのまま冷蔵庫で15分以上休ませます。

(3) 生地を型でくり抜きオーブンで180℃ x 15分焼く

オーブンを180℃で予熱します。

その間に、生地を冷蔵庫から取り出し、お好きな型でくり抜いた生地を並べてオーブンで焼きます、180℃ x 15分

 

以上、できあがりです。今回も写真撮り忘れました、すみません。

でも、ほとんど、と言うか全て基本のクッキーと同じ作り方ですよね。

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アレンジレシピ:抹茶味のクッキー

別のアレンジレシピを紹介します。お次は「抹茶パウダー」を使って、抹茶味のクッキーを作ります。先ほどの「紅芋パウダー20g」を「抹茶パウダー20g」に替えるだけです。なので、作り方や材料は割愛します、お許しください。

 

抹茶パウダーを加えて切るように混ぜ合わせた時↓

型でくり抜いた後(焼く前)と焼いた後↓

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アレンジレシピ:コーヒー味のクッキー(インスタントコーヒー使用)

ここまで読んで頂けた方はもうお分かりだと思います。

インスタントコーヒーの粉を使う場合もこれまでと同じです。

つまり、「インスタントコーヒーの粉20g」+「小麦粉180g」とするだけ。パターン化してます。

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まとめ:〇〇パウダーを使って味をアレンジする場合

以上をまとめると、基本となるクッキーの分量は以下となります。

・バター:50g(常温に戻しておきます)
・砂糖:50g
・全卵:Mサイズ1個(常温に戻しておくのが無難です)
小麦粉(薄力粉の方がサクサク感UP、中力粉でもカリっと仕上がります):200g ←粉モノ

 

これに対し、抹茶パウダーやココアパウダーなどの粉モノを使って味を変える場合、ポイントは以下となります。

・小麦粉200gのうち、10%に相当する20gを抹茶パウダー(やココアパウダー)に替える。10%を超えるとクッキーのサクサク感が失われてしまうのでホドホドに。
・つまり、小麦粉180g+抹茶パウダー20g=粉モノの分量200gは同じ
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アレンジレシピ:エスプレッソコーヒーを使ったガチコーヒー味

せっかくなので、インスタントコーヒー派ではなく、ガチで煎れたコーヒーを使ったレシピを紹介します。結論から言うとおススメですよ。コーヒーの風味がインスタントとは全く異なります。

材料(15枚ぐらい)

  • エスプレッソコーヒー:2杯分(30gぐらい)
  • バター:50g(常温に戻しておきます)
  • 砂糖:50g
  • 小麦粉(薄力粉の方がサクサク感UP、中力粉でもカリっと仕上がります):200g
これまでは使っていた全卵は今回使いません。代わりにエスプレッソコーヒーで生地を繋ぎます。

作り方・レシピ

作り方はこれまでのクッキーとほぼほぼ同じです。

(1) エスプレッソコーヒーを煎れて冷ましておく

エスプレッソコーヒーを2杯分抽出します。我が家のエスプレッソマシンのお出ましです。煎れたコーヒーは必ず冷ましておきます。

(2) 生地づくり

ここからはほぼ同じなので、写真は割愛しながら紹介しますね。

  • まず、ボールにバターを入れて混ぜておきます。
  • 次に、砂糖を加えて混ぜます。

ここまでは同じです。

次ですが、必ず冷めたエスプレッソコーヒーをボールに加えて軽く混ぜます。

熱々のエスプレッソコーヒーを加えると、コーヒーとバターの温度差が大きくなるためバターが分離しやすくなります。そのため、必ず冷めたエスプレッソコーヒーを加えて下さい。

仮にバターが分離しても、ヘコまずに次へ進めて下さい。

次は、小麦粉をドサッと加えて、切るように混ぜます。生地の粉気が無くなればOKです。これ以上混ぜるのは止めましょう。

 

後の工程は同じです。

(3) 生地を平らに整えて冷蔵庫で生地を休ませる

ボールの中で生地をまとめてから取り出し、伸ばし棒で数cmの厚さに伸ばしてから生地全体をラップで包みます。ラップで包んだ後はそのまま冷蔵庫で15分以上休ませます。

(4) 生地を型でくり抜きオーブンで180℃ x 15分焼く

生地を冷蔵庫から取り出し、お好きな型でくり抜いた生地を並べてオーブンで焼きます、180℃ x 15分

 

以上となります。

基本のクッキーとほとんど同じ作り方です。ポイントをもう一度まとめると、

  • 全卵の代わりに、エスプレッソコーヒーで生地を繋ぐ
  • エスプレッソコーヒーは事前に煎れておき、必ずしっかり冷ましておく(バターとの分離を防ぐため)
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できあがり

今回は、基本のプレーン味・紅芋味・抹茶味・コーヒー味(エスプレッソコーヒー使用)の4種類を作りました。エスプレッソコーヒー味の見た目はプレーン味とほぼ変わりませんが、香りは全く異なってコーヒーの良い風味と味もコーヒーの苦さが染みてます。

アレンジの仕方として、パウダー系を使った作り方も紹介しました。ここでは紹介しませんでしたが、ココアパウダーやアーモンドパウダーを使っても美味しく仕上がりますので是非試してください。

 

大量に作ったクッキーを瓶に詰めておきます。湿気防止剤も忘れずに!

 

クッキーとよく似たこちらも是非参考にしてください。

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