パンタイプのプレッツェルも良いけれど、カリカリ触感でボリボリ食べれるスナックタイプのプレッツェルも良いですね。塩気を増やせばビールのおつまみに良く合います。それでは作り方を紹介します。
さくっと混ぜて2度焼き「スナックタイプのプレッツェル」
ポイントは小麦粉を混ぜた後、軽く混ぜて焼くだけです。カリカリに焼くために2度焼きします。パンタイプのプレッツェルと異なり、イースト菌を使わないので発酵も必要ありません。
材料(割と多め)
- ベーキングパウダー:小さじ1
- 塩:10g
- 砂糖:10g
- 中力粉:300g
- 水:130g
- オリーブオイルまたはサラダ油:15g
- 重曹:大さじ3
作り方・レシピ
(1) 混ぜる!
大きめのボールにベーキングパウダー、塩、砂糖を入れ、フルった中力粉を加えて軽く混ぜます。
オリーブオイルまたはサラダ油と、水を粉全体に回し入れます。
ヘラを使って、粉気がなくなるまで切るように混ぜます。
粉気が無くなったらボールから生地を取り出して、手でこねます。数分こねて生地がしっかり馴染んだらこねるのを止めましょう。ホント2~3分こねれば十分ですよ。
生地を丸めてラップで覆い、そのまま室温で15~20分放置します。生地を馴染ませるためですよ。
(2) 切って伸ばして成形
さて、生地を休ませた後は、生地を3つに分割してラップで覆い乾燥を防ぎます。
分割した生地1つを取り出し、めん棒を使って薄く伸ばします。
今度はカードで細く切ります。
手で生地をコロコロ転がし薄く伸ばします。そして、生地の両端をもって2回ねじります。
両端を輪っかのなかに持ってきて、そのまま生地にくっつけて完成。
これを残りの生地全て作ります。
せっかくなので他のタイプも作ってみましょう。生地を手でコロコロ伸ばし、半分に折ります。
折った先からネジネジして最後の端をくっつければOK。
伝統的な形にこだわらず、好きに成形してみましょう。楽しいですよ。
(3) 重曹液に浸す
鍋に水(分量外:500mlぐらい)と重曹を入れて火をかけます。沸騰したら火を止めて、生地を投入します。生地全体に浸すように、時々沈めたりし、まんべんなくを心がけます。10秒程経ったら取り出します。
浸してる間に生地の先端が外れちゃったり、生地の形が崩れますが、重曹液から取り出した後にそーっと戻しましょう。
重曹液は風味・色付けのためです。本場では「苛性ソーダ」を使いますが、日本では劇薬扱いなので普通はまず手に入りません。代わりとして使うのが「重曹」です。沸騰後は必ず火を止めてから生地を浸しましょう。
(7) オーブンで焼く(1度目:210℃ x 15分 → 2度目:210℃ x 10分)
210℃でオーブンを予熱し、16分間焼きます(1度目)。軽く焼き目が付くぐらいで良いですよ。
焼いた後はオーブンから生地を取り出し、アツアツのうちに裏返し、再びオーブンで210℃で10分焼きます(2度目)。
2回焼くのが面倒ですが、カリカリに仕上げるためにはしっかり2度焼きましょう。
できあがり
バットに広げて粗熱を取ればカリカリのスナックプレッツェルの出来上がりです。ビールのおつまみにどうぞ!