秋鮭がスーパーに出回る季節にぴったりな一品を紹介します。もちろん普通の鮭でもOKです。
主役は秋鮭!トマト風味のスパゲッティ
素焼きで食べ飽きた方や白いご飯以外で合わせたい方向けに、スパゲッティのレシピを紹介します。
難易度・調理時間
難易度:★
調理時間:45分
材料(2人分)
リストA
秋鮭:3切れ(できれば生の鮭)
水:グラス2~3杯
香味野菜:人参(1/3本)、ねぎ(10cm)、セロリ(10cm)など
塩:一つまみ
ローリエ:1葉
日本酒:お好みで少々
リストB
ニンニク:2かけ
オリーブオイル:大さじ3杯
トマトソースまたはトマト缶1つ
スパゲッティ・パスタの麺:250g
塩:適当
作り方・レシピ
(1) 秋鮭からダシを取ります
深めの鍋を用意してください。
秋鮭(リストA)を小さ目の鍋に入れます。さらに、香味野菜(リストA)を適当に刻んで加え、塩・ローリエ・日本酒を加えます。最後に水(リストA)を加えます。
水は鮭が浸かるぐらいでOKです。ドバドバ加えるのは止めましょう。
中火で5分間茹でます。沸騰直後はアクが出ますのですくって捨てましょう。
新鮮な秋鮭でしたので、3~4分でも良いかもしれません。茹で過ぎると身が固くなるので5分以上茹でないでおきます。
茹で終えた後、鮭だけを鍋から取り出します。半分(1切れ半)を大きめにほぐして、よけて置いておきます。
骨が残らないように、しっかりと取り除いておきます。
残りの半分(1切れ半)を手で割いて細かくします。この時も、骨が残らないように注意しましょう。さらに、包丁を使って身をみじん切りにします。これも別でよけて置きます。
皮も混ぜて細かくします。ミキサーを使えば、より細かく出来るのでおすすめです。
鍋に残った汁(ダシ)は重要なのでとっておきます。グラス1杯弱ですが残りました。
香味野菜は役目を終えました。有難くさよならしましょう。
何かに使えれば教えて。
これで鮭の下処理は終です。
(2) ソース作り
大きめのフライパンに刻んだにんにくとオリーブオイル(リストB)を入れ、弱火にかけます。にんにくの香りをじっくりとオリーブオイルに移します。にんにくが少し色づいて、香りがオリーブオイルに移った頃に、細かく刻んだ鮭を加えます。このまま3分ほど、弱火のまま混ぜます。
トマト(またはトマト缶)を加えて混ぜ、水分を飛ばします。トマト缶の場合は、中火にしてトマト缶に含まれる水分を抜いてください。
我が家では作り置きのトマトソース(冷凍)を使います。
水分が抜けた頃に、鮭を茹でた時に残ったダシ汁を加えれば、鮭のうまみが詰まったソースのできあがりです。
トマト缶に含まれる水分を抜いた後に、ダシ汁を加えることですっきりした味わいのソースになります。
(3) 麺を茹でます
スパゲッティを茹でます。大きめの鍋に水(分量外)を張って、沸騰したら塩と麺(リストB)を入れてお好みの固さまで茹でます。
(4) 仕上げ
麺が茹で上がる1分ぐらい前にソースの入ったフライパンに火をかけます。麺を軽くチャッチャして茹で汁を抜き、ソースの入ったフライパンに加えます。中~強火にして、ソースの汁を麺に吸わせるイメージでよく混ぜます。
汁がどうしても少ないと思ったら、スパゲッティを茹でた時の茹で汁を加えます。加えても1杯ぐらいにしておきましょう。
汁をしっかりと麺に吸わせたら、塩で味を調えます。仕上げに粗めにほぐした鮭を加え、全体を混ぜ合わせればできあがり!
鮭の塩加減が丁度良く、追加の塩は加えませんでした。
できあがり
粗くほぐした鮭もよし!細かく刻んだ鮭とトマトソースがしっかりと麺に絡んでいます。予想以上に美味しく出来ました。
アレンジ
鮭の代わりにタイや他の白身魚を使っても美味しく出来ます。魚を変えるだけで手順は同じです。イワシを使えばシチリア風のパスタになりますよ!是非トライしてください。