世間では新型コロナウィルスが猛威を奮っています。こんな時だからこそ免疫力を高めておく必要があります。
甘酒は「飲む点滴」や「飲む美容液」と呼ばれるほど栄養や効果が優れています。疲労回復や風邪予防、栄養補給に抜群な効果が期待でき、免疫力を高めるにはもってこいですね。
米こうじを使った甘酒ならノンアルコールなので妊婦さんや子供も安心して飲めるので、炊飯器で簡単に作る方法を紹介します。
炊飯器を保温にしてほったらかし!時々混ぜるだけ!
ずばり、タイトルの通り炊飯器を保温にしてほったらかしで作れます。とっても簡単ですので、是非試してください。
材料
- 米こうじ(生の米こうじ):300g
- 白米(普通に炊いて余ったご飯):300g
- 水(ぬるま湯):300g
材料は3つ(米こうじ・ご飯・水)だけ。分量も同じなので簡単に調整できます。
作り方・レシピ
(1) 炊飯器に投入する
今回使う米こうじは↓ スーパーで簡単に手に入りますよ。せっかくなので地元産の生きたこうじを使います。
炊飯器に、ご飯・米こうじを投入し、ぬるま湯を注ぎます。炊飯器に残ってた(余ってた)ご飯をそのまま使います。
しっかり混ぜて平らに慣らしておきます。
(2) 炊飯器を保温にセットして1時間毎にかき混ぜる(4~5時間経てば完成)
炊飯器を保温にセットして放置します。
家庭用の炊飯器の保温温度はおおむね60~75℃ぐらいが多いと思います。もし、温度調整が可能なら60℃にセットしてください。保温温度が明らかに70℃以上の場合は、このまま放置するとこうじ菌が死滅する恐れがあるので、炊飯器の蓋は開けたままで塗れ布巾(もちろん清潔な布巾)を被せてください。
ちなみに我が家の保温温度は65℃ぐらいだったので炊飯器の蓋を閉めて放置させます。夏場の炊飯器は保温温度がなぜか若干高いので、炊飯器の蓋を開けたまま清潔な塗れ布巾をかけて放置させます。
保温して1時間経ったので炊飯器の蓋を開け、よく混ぜて平らに慣らします。
平らに慣らした後は、保温のまま再び放置させます。
という感じで、1時間毎に炊飯器の蓋を開けて混ぜるだけです。合計して4~5時間経てば完成です。
2時間後の様子↓ 発酵が進んでドロドロになってきました。
3時間後の様子↓ さらにドロドロになってきました。発酵が順調な証拠です。
4時間後の様子↓ 発酵が進んでさらにドロドロに。もはやお米の形が見られません。
5時間後の様子↓ 固形状のモノがほとんど無くなりました。これで完成です。
4~5時間以上発酵させてもドロドロさはほとんど変わりません。なので、この辺で終えます。
このまま粗熱を取って完成でも良いのですが、もうひと手間加えます。
(3) ミキサーで混ぜる
ミキサーをしないと口の中に若干粒が残るので、ミキサーで残ったつぶつぶを細かくします。このひと手間がクリーミーな甘酒となります。
これで完成です。
できあがり
粗熱をとった後は、冷蔵庫で10日ぐらい、冷凍庫で1ヵ月ほど保存できます。生ものですので、早めに召し上がりましょう。
できあがった甘酒はものすごく甘いです!甘すぎてムセそうになりました。
おススメは、甘酒と牛乳を1:2で割って飲むことです。冬場は寝起きにレンジでチンして飲むと新陳代謝が高まって元気がでますよ。夏場は、ヨーグルトに甘酒をかけて冷たいまま食べてます。夏バテ防止にも効果があります。
甘酒は夏の季語ってご存じでした?今でこそ、「甘酒=冬飲んで体を温める」イメージがありますが、江戸時代の頃は夏場になると「あまーいあまーい」と甘酒を呼び売りしていたらしいです。甘酒は暑気払いや夏バテ防止に飲まれてたようですね。
甘酒活用レシピの紹介
ここからは甘酒活用レシピを紹介します。ドリング系からデザートへの活用、はたまたおかずの調味料としても使えます。少しずつ(不定期ですが)更新していくので参考にしてください。
(1) ドリンク:甘酒と牛乳のハーフハーフ
毎朝飲んでる(私のなかではド定番の)ドリンクです。作り方はとっても簡単。グラスに甘酒と牛乳を半分ずつ(同量)加えるだけ。夏場は冷たく(冷蔵庫から取り出してそのまま)頂き、冬はレンジでチンしてください。甘酒の甘みで満腹感も得られるので心も体も満たされます。
(2) デザート:甘酒を使ったチョコバナナムース
砂糖と乳製品は使わず、甘酒とバナナだけで甘味を作り出します。優しい素朴な味に仕上がるので子供に食べさせたいムースのようなプリンのようなデザートです。作り方はこちら↓